保育園とベビーシッターのメリットデメリットを徹底比較【子育てサポート】

育児に悩んでる父母「保育園とベビーシッターってどっちがいいの?メリットデメリットが知りたい」
どうも、アキです!
4月から福岡と神奈川の保育園を運営してるのですが、先日の緊急事態宣言を受けて保育園は縮小経営になりました。(休園はしてません)
「経営が厳しくなるぜ!」という気持ちもあるんですが、同時に「あれ? お子さんを預けたいママパパさんは不安になるんじゃないか?」ということも脳裏をよぎりました。
実際にTwitterとかで調べてみると、やはり保育園の休園や閉園で子どもを預けられなかったり、ベビーシッターを頼みたいけど不安に感じる声が多くありました。
そこで今回の記事の内容は、
「保育園とベビーシッター、それぞれのメリットデメリット」
という内容で書いていきます!
この記事を読んで、保育園とベビーシッターのことを知っていただき、少しでも不安を解消できれば嬉しいです!
目次
- 保育園もベビーシッターも子育てを助けてくれる存在
- 保育園のメリット・デメリット
- ベビーシッターのメリット・デメリット
- まとめ
まず僕の自己紹介を簡単にしておくと、
保育園事業の経営者(COO)
役者歴10年目
VTuberの制作プロデューサー歴3年
こんな感じです。
この記事を書いている僕は、保育園事業を運営しているので、保育業界の知見があります。
また、エンタメ業界に長くいたので「保育×エンタメ」のサービスを模索中です。
とまあ、前置きはこれくらいにして、さっそく本題にいきましょう!
保育園もベビーシッターも子育てを助けてくれる存在

結論として言えることは、保育園もベビーシッターもあなたの子育てを助けてくれるものだということです。
現在の社会を考えると、親だけで子育てをすることはかなり難しいのが現状です。
家庭の経済的に大変なところもあるでしょうし、仕事が忙しくて子育てに集中できないというのもあるでしょう。
仕事も、勤務か在宅の違いで必要になる保育サービスも違いますよね。
これらの悩みを解決してくれる手助けをするのが保育園やベビーシッターだということです。
ただ、保育園もベビーシッターも種類が数多くあるため、選ぶのが難しいと感じると思います。
そこで、次の内容では保育園の保育士とベビーシッターのそれぞれの違いと特徴に触れていきながら解説していきたいと思います。
保育士とベビーシッターの違い①
保育園とベビーシッターの大きな違いは、以下の2点です。
まず、資格について解説します。
保育士になるためには国家資格である保育士の資格が必要となります。
また、この資格試験を受ける際も保育の実務経験が必要だったり、合格率は10〜20%と狭き門でもあります。
ベビーシッターは資格が必要ではないため、誰でも始めることができるというのが特徴です。
ただ、それではサービスを利用するママパパさんが不安なため、保育士の資格を持っていない人にも会社でしっかりと研修を受けさせてから実際にベビーシッターをさせる会社も多いです。
中には、保育士や看護師などの資格を持っている人しか採用しない会社もあるのでチェックしてみましょう!
保育士とベビーシッターの違い②
もう一つの大きな違いが金額です。
保育園は、認可保育園と認可外保育園で金額もバラつきますが、だいたい月額30,000〜60000円程度です。
一方、ベビーシッターは、安くても1時間1,000円からで、平均すると1時間に1500〜1800円程度必要になってきます。
1時間1500円でほぼ毎回ベビーシッターを利用すると考えると…
けっこう高いですよね…。
時間で子育てを代理してくれるのでかなり助かるサービスではありますが、使い続けると大変な金額になるところは注意が必要です。
保育園のメリット・デメリット

保育園には認可保育園と認可外保育園がありますが、保育園全体のメリットとしては以下の通りです。
メリット
- 保育士が必ずいて複数人で子どもを管理してくれる
- 設備の安心感
- 料金が安い(認可保育園)
ということです。
逆にデメリットとしては、
デメリット
- 保育時間が限られていること
- 子ども預けられないことがある
- 審査が厳しかったりする(認可保育園)
が挙げられます。
認可保育園でも認可外保育園でも、基本的にベビーシッターを頼むよりも値段が安く、安心して子どもを預けられるので、やはり現状では圧倒的に保育園に通わせる方が多いですね。
認可保育園と認可外保育園の違い
保育園は、認可保育園と認可外保育園(無認可保育園)に分けられますが、その中からさらに認可保育園は、
(各市区町村が運営。保育士は公務員)
(社会福祉法人や企業、学校なども経営参入)
(国や地方自治体が設置。業務は民間が行う)
の3つに分けられます。
認可保育園は、入園審査が厳しかったり定員がなかなか空かない点は注意ですが、保育料は安くなり、国指定の施設なので安心して預けられます。
認可外保育園は、国の認可がなく、料金も認可保育園に比べると少し高いですが、保育時間のニーズに柔軟に対応でき、育児の幅もより広くできるため認可ではできない自由な時代に合った保育ができます。
ベビーシッターのメリット・デメリット

次にベビーシッターの特徴を解説していきます。
まず、ベビーシッターのメリットは、以下の通りです。
メリット
- 急な一時預かりにも対応可能
- 時間帯のニーズに合わせられる
- 単発で利用できる
このように、急な預かり対応や家庭ごとのニーズに合わせて利用できるところが最大のメリットです。
逆にデメリットをあげると、
デメリット
- 料金が保育園に比べて割高
- 自宅保育の際に知らない人が入ってくる
- ベビーシッターとの相性が分からない
こういった点が挙げられます。
保育園と違って、ニーズに合わせた保育をしてくれるところは仕事が忙しいママパパさんも嬉しいサービスです!
その反面、自分の子どもを預けるのが何者なのかが分からなかったり、そもそも料金が割高なのでベビーシッターだけに頼むのは難しいと感じる人も多いのも実情です。
そこで、ベビーシッターの不安を解消するためにシッターサービスをしている会社がどんなサービスを提供しているのかもあわせて解説していきます。
不安を解消するシッターサービスのポイント
ベビーシッターは何かと不安があるかと思いますが、不安を解消するための各社それぞれの取り組みをしています。
主な取り組みとして、
全国保育サービス協会の加入
事前面談システム
が代表的です。
中でも、ベビーシッターの研修や資格認定(認定ベビーシッター)など質の維持向上に取り組んでいる団体「公益社団法人全国保育サービス協会」に加盟している会社は、安心材料の一つと考えて良いです!
シッターとの事前面談サービスをしている会社は、自宅保育での不安を解消するためのサービスとして取り組んでいます。
このシステムは、ベビーシッターを実際に利用する前に家に来るシッターさんと事前に面談できるというサービスです。
面談することで事前にどんな人が自分の子どもを見てくれるのかをチェックすることができますよね!
さらに、ベビーシッターの保険に加入していたり、シッターの口コミをしやすいサービスを提供していたり各社さまざまなので気になるベビーシッターサービスをチェックしてみるといいですね!
ベビーシッターをうまく使うコツ
割高になってしまうベビーシッターですが、うまく使うことで費用や精神的な負担を効率よく減らせます!
例えば、現在、認可保育園で子どもを預けている場合だと、
子どもの送り迎えだけをベビーシッターに頼むだけで、仕事の行き帰りがグッと楽になりますよ!
特に迎えに行くときなんかは、仕事帰りにお迎えを間に合わせようと時間がギリギリになったりして、精神的にも大変だったりするので、週に1〜2回1時間だけお願いすることで、費用も抑えられて気持ちがラクになりますのでオススメです。
まとめ
最後にまとめます!
まず、保育園のメリットとデメリットです。
メリット
- 保育士が必ずいて複数人で子どもを管理してくれる
- 設備の安心感
- 料金が安い(認可保育園)
デメリット
- 保育時間が限られていること
- 子ども預けられないことがある
- 審査が厳しかったりする(認可保育園)
次に、ベビーシッターのメリット・デメリットです。
メリット
- 急な一時預かりにも対応可能
- 時間帯のニーズに合わせられる
- 単発で利用できる
デメリット
- 料金が保育園に比べて割高
- 自宅保育の際に知らない人が入ってくる
- ベビーシッターとの相性が分からない
保育園もベビーシッターも、どちらもあなたの子育てをサポートするサービスです。
今の家庭に合わせて、どのように利用していくのがより効果的なのかを考えて利用することが負担も軽くなり余裕のある子育てに繋がっていきます。
最後に、ベビーシッターを利用するときに読んでおくと良い書籍と、保育士さんオススメの育児書を紹介しておきます。
ベビーシッターを利用するかで悩んでいる方向け
育児に悩んでいる方向け
この記事で、子育てのサポートに少しでも役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。